どういう内容だったのか
たまたま2週連続で TV TOKYO 司会バナナマンの「Youは何しに日本へ?」を観たのですがとても面白くて感動したので書き留めておきます。
番組の内容は空港に来られた大勢の外国人の方を TV カメラが捕まえて「何しに日本へ?」(Why did you came from Japan.)と勘ぐりを入れ「密着していか?」と言う内容の番組です。今回は特集みたいな感じで2週に渡り少し時間を多めにとって放送されていました。 ※本放送 2013.5.17(熊本は何と約3ヶ月弱の遅れ。放送されるだけマシですが.. フジテレビ系列 TKU 日曜日 15:00~16:00 *この回は 2013.8.4 & 8.11 に放送)
その特集はイギリスから来られたルーク・ポッターさんが徒歩で何と 500km 強大阪から東京タワーを目指し、テントを入れた見るからに重そうなリュックサックを背負い歩きの道程で色んな日本人と触れ合いながらゴールを目指すというものでした。
先週放送時、空港で番組スタッフがカメラを向け「密着させてもらえませんか?」と伺いを立てた時には、すごく渋っていたように見えました。その後スタッフさんどういう交渉したのかは不明ですが渋々 OK という感じで。
何に感動したのか
まず 547km を徒歩でバックパッカーという事ですでに感動なんですが、ルークさんの心の根底にある精神性でしょうか。番組途中でナレーターの設楽さんがぼそっと洩らした一言なんですが
❝ ゆっくり寝てても誰にも文句言われないのに.. ❞
みたいなことを言ったんです。
いつもルークさんはリュックサックに入れている自前のテントで野宿されていたんですが、確かに誰に見られているわけでもなく(TV カメラが見ているというのはナシで)ちゃんと朝7時には起きてそこから黙々と歩き続けているんです。途中で靴の底が割れたり最低限の食事。
自分に置き換えて考えてみました。誰かが見ている時だけ頑張ってはいないだろうか。いつも視線を気にして生きていないだろうか、と。彼はすごく若いのに自分を律する事がちゃんとできているように見えました。というかそうなんでしょう。
最近日本人だけバンザイ的な番組や風潮が多い中 「そんなことはない。お手本は世界中にあるんだよ」 とい言うことを教えてもらえる密着取材だったのではと思いました。
彼は途中で知り合ったある家庭に泊めてもらったんですが、最後にサプライズで到着地点の東京タワーで再開という場面も良かったです。日本語がほとんど話せない外国人なのに子供がすごく彼に懐いていたんですよね。触れ合いって大事だなと思いました。
* * *
彼は他にも色んな国を回っているそうです。やっぱりこういう事ってすごい経験値になるんだろうなと思います。
毎回色んな国の方が日本に来られる場面を取材しているこの番組。視聴率も高いそうですし今後も楽しみにしていきたいと思います。
・ TV TOKYO 公式 - Youは何しに日本へ?
・ Youは何しに日本へ? - Wikipedia
・ ハリウッドチャンネル - 『Youは何しに日本へ?』なぜ人気なのか プロデューサーを直撃「キーワードは愛」
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