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2025年のワールドシリーズでロサンゼルス・ドジャースが対戦するのは、ア・リーグ王者のトロント・ブルージェイズ。崖っぷちからの逆転でリーグ優勝をつかみ、その勢いのままWSへ進出しました。ここでは、ブルージェイズの特徴とドジャースが注意すべきポイントを整理します。
① 圧倒的な打撃力
ブルージェイズは今季、メジャーでも屈指の打撃陣を誇ります。打率はリーグ1位、得点4位、OPS3位。特に変化球への対応が非常に優れており、相手投手を攻略する力があります。
② 主砲・ゲレーロJr.の存在
ポストシーズンでは打率.442、6本塁打、12打点と絶好調。出塁率も高く、ドジャース投手陣との相性も良いとされています。
③ ベテラン・スプリンガーの復活
36歳のスプリンガーがキャリア終盤と見られた昨季から一転、今季は再び好調。経験と勝負強さでチームを引っ張ります。
④ 控え選手の台頭
無名だった控え選手たちが10月に入ってから活躍し、層の厚いチームへと進化しています。
⑤ ビシェット復帰の可能性
膝のケガで離脱していた主力ビシェットがWSで復帰すれば、打線はさらに強化される見込みです。
⑥ 経験豊富な先発ローテーション
ゴーズマン、ビーバー、シャーザーら実績ある投手が揃い、ポストシーズンでも安定した投球を見せています。
⑦ 新人イェサベージの躍進
22歳の長身右腕イェサベージは、デビュー間もないながらもポストシーズンで2勝を挙げ、旋風を起こしています。
⑧ ブルペンの課題
中継ぎ陣は右腕が充実している一方、左腕の層が薄い点が懸念材料です。ただし、トレードで補強した経験豊富なリリーフ陣が支えています。
⑨ ホームでの強さ
レギュラーシーズンではホームでの勝率が高く、1試合平均5.32得点を記録。今プレーオフでもホームで好調を維持しています。
過去の傾向と初戦の日程
両チームは今季8月に対戦しており、ドジャースが2勝1敗と勝ち越しました。
興味深いことに、過去のデータではリーグ優勝決定シリーズを「4勝3敗」で突破したチーム(今年のブルージェイズ)が、ワールドシリーズで優勝してきた傾向があります。
初戦は10月24日(日本時間25日午前9時)に、トロントのロジャース・センターでプレイボール。
どんな戦いになるか注目です。
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