前置き
最後にAndroidを使用した端末は「SONY Xperia SX」でした。その前にもサムスンと富士通、DELLの端末を数か月使用した程度で、ガラケーがスマホに変わってから9割以上歴代のiPhoneを使ってきました。ただここ数年Googleの各種無料サービスの充実度には目を見張るものがあり、このまま漠然とiOSを使っていっていいものか判断したくなったので新しいのAndroid端末を先月の値引き等の改定前に一台借りてメイン端末に据えてみることにしました。
ソフトバンク既存の携帯プラン常用は自分には難しい
先月、2023年12月27日から総務省の携帯端末値引き等の改定前にMNPでPixel 8が平日(12/19)に1円レンタルで出ていたのでSoftBankでその契約をしてきました。
※iPhone 13無印と比較(両方とも最新OS)
※発売日:・Pixel 8(2023年10月)・iPhone 13(2021年9月)
初月に事務手数料や1万円近くの高額なプラン加入等で初月の費用がかさみますが、2か月目以降はオプションを全部外し最低限のプラン(今回はミニフィットPLAN+¥3,278~)へ変更、さらにキャリアブラックリストと言われている(あくまで”言われている”)短期契約解除にあたる6か月目までそのキャリアに残り、7か月目以降はワイモバイルもしくはその他の割の良い他社へ移動するつもりです。
「ミニフィットPLAN+」は高い
SoftBankの “ミニフィットPLAN+” は最低額プラン(1GBまで/3,278円税込み|3GBだと5,478円の従量制)では、Wi-Fiメインの筆者でも流石に足りなくなりそうです。ほぼ同じプランでもahamoならかなり安く、税込み2,970円でモバイルデータ通信20GBと通話5分間まで回数無制限/月、SoftBankオプションでは5分まで通話かけ放題オプション880円税込み回数無制限/月、povo 2.0はトッピングで5分まで通話かけ放題オプション550円税込み回数無制限/月。
“ミニフィットPLAN+” と他サービスの差は歴然でPayPayやカード、ヤフーショッピングによるポイント還元率UPやその他のサービス(LYPプレミアム無料*1)を考慮に入れても通常利用の範囲ではまったくその他の格安SIM等のプランには追いつきません(店頭サービスがある等の内容は考慮に入れていません)。*1"ソフトバンク"、"ワイモバイル"ユーザーは使い放題、「LYPプレミアム」開始のご案内
最近のSoftBank系のWebサイトの分かりやすさやサービスは他社より先んじているところも多いと感じておりできればそのまま利用したと思う反面スマホのプラン形態が自分の利用範囲ではショボいのでこのままではMNP移転するのは必須事項と考えています。
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さて、前置きが長くなりましたが今日書きたいのは「Android(Pixel 8)」vs「iOS(iPhone 13)」端末で遭遇した”違い”に関して。契約したのが先月19日でしたので約3週間Pixel 8を利用してみて感じた相違点やiPhoneとAndroidでどちらが自分に合っているのか、もしくは世間一般的にはどちらが良いと言えるだろうか等、感じた範囲でまとめてみたいと思います。だらだら書いても分かりづらくなりそうなので思いついた順番に箇条書きしてみます。
Google Pixel 8について
※iPhone 13無印と比較(両方とも最新OS)
※発売日:・Pixel 8(2023年10月)・iPhone 13(2021年9月)
○気に入ったところ
・QR認識速度が爆速でiPhone 13とは比較にならない(最新の15 Proだとどうなの?)
・指紋認識があるのはやはり便利(老眼だとFace IDは不便な時が多々ある)
・顔認識もすこぶる反応が速い
・マクロ写真が撮れる
・アイコン配置変更がiPhoneと比較してかなり容易で自由度が高い
・ウィジェット等、面積変更等の柔軟性がかなり高く配置で迷うことが少ない
・電源ON/OFF、再起動が簡便で速い
・カーソル移動が直感的で入力した文字列が訂正しやすい。iOSも良くなってきた感はあるがAndroidには追いついていない
・心配していたバッテリーの持ちはデュアルSIM待ち受けにしていてもさほど気にならない。ただしバッテリーセーバーをOFFにしているときつく感じる
・「スーパーバッテリーセーバー」をONにしていると一時停止アプリがグレーアウトするのは分かりやすくて良い
・筐体品質が高い(iPhoneと比較しても)
追記:2024年02月16日
・「ルーティン」が便利。例えば朝起きて「Hey Google おはよう」と言うと本日の予定、今日のタスク、今日の天気概要など色々組み合わせて音声でもまとめて教えてくれる。iPhoneでも「ショートカット」アプリで出来るがPixelの方が簡単に設定できる
△イマイチだと感じたところ
・フォントと設定UI、アイコンデザイン等はiOSの方が洗練されていると感じる
・アプリの手動アップデート操作が面倒な位置にある(通知から更新すれば簡単)
・筐体背面のカメラデザイン。iPhoneが良いとは思わないがそこまで面積取らなくてもと感じる。裸で使う分にはがたつきがなく良い提案だとは思う
・とにかく設定が煩雑というか多すぎて分かり難い。こういう事は”慣れ”の部分が大きいのは承知しているがあまりにも設定を変更できる箇所が多く本当の意味での使いやすさを最適化するには十分な経験と時間が必要だと感じている。だがこれは使う人によるだろうと思う。マニアックなことが好きな人もいればシンプル一番て人も居るだろうし
・キーボード設定と合わせてGboardがイマイチ。設定箇所が多すぎて詰めるのに時間がかかる。iOSもいまいち分かり難い点があると思うがAndroidよりはシンプルで同じことができる
・バッテリーの搭載量はiPhone 13の約1.48倍積んでるみたいだが、両機でほぼ同環境使用でさほど減り方に差がないのはiOSに軍配ありと感じた(iPhoneの方が軽量なのはそういう事に一因があるのではと思う)。両機バックグラウンド処理はほぼ切ってる
・iPhoneのGoogle系アプリがよく出来ているせいでGoogle端末を利用しているメリットをあまり感じない
・ホーム画面下部のGoogleサーチウィジェットが消せない?
・Gmail受信通知がiPhoneより遅い(環境による? どちらも純正Gmail App使用)
・乾燥していると指紋認証で失敗する事が多い。暗いと顔認証がほぼ不可能(iPhone 13では暗くてもFace IDが使える)
・写真やスクショをシェアする時、クラウドでもGoogleドライブとGoogleフォトが分かれているのでどこに何があるのか直感的に分からなくなる事がある
・ゲームや動画を観たりあまりしないのでリフレッシュレート120Hzの恩恵を受ける機会が少ない(設定 > ディスプレイ > スムーズ ディスプレイ から設定変更できる)
追記:2024年01月16日
・Bluetooth接続が不安定。端末から4~5メートル(自宅トイレまで)離れると使用ワイヤレスイヤホンの種類に関わらずブツブツ音が切れる。同環境、同じイヤホン(EarFun Air Pro 3 / Powerbeats Pro)でもiPhone 13なら切れない
追記:2024年01月26日
・AI(音声)アシスタントの聞き取り間隔に差がある。「Hey Siri」だと間髪入れずにフレーズ言っても認識してくれるが「Hey/OK Google」は間に一呼吸要るらしく地味にストレス
例)「HeySiriタイマー3分」=「HeyGoogle_間隔_タイマー3分」
・単語リスト(iPhoneだとユーザ辞書)がGboardと本体?二つに分かれていて分かり難い
最後に
両機には発売時期に丸2年の差異があるので単純な比較は難しいですが、どちらとも無印・Pro版を併売している対抗機であり似たようなサイズで単純比較するにはもってこいの両端末でもあります。本当に比較するなら現時点ではAppleの最新機種でiPhone 15をぶつけるべきかもしれませんが筆者は「13」しか所持していないでの本来の意味での比較は難しいです。ですが先述の通り両機(Pixel 8/iPhone 13)はサイズや重量/性能/価格的にも似通っており購入・契約する際には十分ライバル同士になりえる機種だと思います。
上記の比較箇条書きではイマイチな点の方が多めになってしましましたが、Pixel 8を使用しだしてから未だ1か月も経っていない事から慣れないストレスによる記述を多分に含んでいる可能性があります。
両社とも今後もソフトウェア面でのアップデートは盛んにおこなわれるでしょうし、Appleに対抗してサポート7年を公言*しているGoogle Pixel 8/8 Proの流れは今後も続くのではと思います。*Google Pixel のアップデートが提供されるタイミング
そして使い方にもよると思いますが両端末出来る事にさほど差がないのではないかと感じたのも事実なのでリセールバリューさえ考えなければもうデザインの好みだけで選んでも良いのでは、と思うPixel 8とiPhone 13でした。
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PS. 現時点での筆者の購入方法とか
設計思想やOSもちがうので比較するのは非常に難しいと思うのですが結局はコスパ次第なのではないでしょうか。女性なら各キャリアで差が出る毎月の料金プランが主に重視される事が多い気もしますが、男性は端末そのものに興味がある事が多いような気もします。また、性別問わず営業職など仕事関連では通話品質やエリアも重要になります。
日本が「一億総中流」と言われていた時代はとうに過ぎて、昨今「総貧乏なのでは」と揶揄されがちです。iPhoneが高くなったと言われ続けていますが、依然として日本での発売価格は世界の中でも3番目*に安い部類に属しているそうです。*iPhone 15の価格、日本は世界で3番目に安いことが判明。最も高い国との差額は?【やじうまWatch】 - INTERNET Watch
そしてGoogle PixelシリーズはiPhoneより安く手に入る機会が多い(下取りの施策やセール等)のは見逃せません。両社端末にさほどの違いがなく、また日々の生活で特に支障がなく時間もあるのであれば概ね一番安く買える一時販売店のApple StoreやGoogle ストアで買う、もしくはキャリアショップや家電量販店の施策で安く買える・使えるものを見つける、または潤沢な中古品を狙う等さまざまな選択肢があります。
正直選ぶのさえ面倒なのですが経験上前準備しておかないと損する事も多いです。お金に余裕があってそんなの見つける時間もないという人は別ですが、大幅な割引や施策が行われている可能性が高い週末や年度替わりなど顧客が集中しそうな時期は𝕏等SNSの情報にはあまり頼らず(自分の地域でセールをやっているか分からない)、実際に一日潰してでも各販売店(家電量販店、キャリアショップ等)を数か所回ってみるといい案件に巡り合える可能性が高いです。
ほとんどのショップや量販店では電話問い合わせでセール価格を教えてはくれません。実際に店舗へ出向いてください、というスタンスです。オンラインショップでもセールは見かけますが、事務手数料無料を差っ引いても実店舗購買よりも安く手に入る可能性は現時点ではかなり低いです。土日のセール、年度末、新学期等節目でのセールは特に狙い目だと思います。
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