現在は各社サービスがしのぎを削っている成熟期
海外の先進国等では既に音楽定額ストリーミングサービスの利用率も高い※1らしく Spotify, Apple Music, Amazon Music Unlimited, Google Play Music.. 数あれど定額料金も似たり寄ったり。収録曲数には結構差があるが各サービス得意分野があり意外と自分にあったサービスが見つけられそうな雰囲気に入った時期なのかもしれない。面倒だけど。※1…「インディーズレーベル新時代は既に始まっている」音楽ストリーミングとコンテンツ輸出で急成長する「Merlin」が注力する海外展開 "18/3/22「AWA」を選ぶ理由 ~ユーザーインターフェース~
これは非常に個人的な意見になるが、ほぼ全ての音楽定額ストリーミングサービスの無料期間を試した結果「AWA」が一番バランスが良いと感じた。以下にその内容を簡単に並べてみるとしよう。個性的なUIな割に独特の操作感があってそれが心地よい。他社のサービスはどれも似たり寄ったりのインターフェイスであるのに対して「AWA」は操作系全般に関しては殆ど英語表記であるのに苦労が非常に少ない。これはかなり有能な設計者が開発していると常々感じている。
この手のサービスは曲をザッピングしてお気に入り(またはプレイリスト等)に加えるかどうか迷う局面がよくあるが、普通曲送り(出だしとサビを探す時)は平行線に右にスライドさせるのが一般的なのに対して「AWA」はなんとサークル移動。指で時計回りに「丸」を書くのだ。この操作、大した事が無いような感じがする人も多いだろうが意外と革新的なのである。
さらにこの操作を円にしたおかげで中心に一時停止/再生ボタンを配置できる。大した差ではないかもしれないが、他のアプリはほぼ再生移動の平行線なのが理由で一時停止ボタンの距離が頻繁に変わるのに対して「AWA」はサークルであるから移動距離がほぼ一定さらに近いのである。これは昔のステレオ/コンポ等をイメージするとわかり易い。ボリュームを左右ににずらして調節するのと、丸い円形の出っ張ったボリュームを回して調節するのとでは断然後者が使いやすいと思う。「AWA」は後者。
「AWA」を選ぶ理由 ~イコライザとマスターボリュームの存在~
これは最初に書くはずだったが、他のアプリで有りそうで無いのがイコライザ機能。中には iOS/Android の OS 根幹部分でイコライザが効くものも有りそうだが「AWA」は標準装備だ。それもプリセットが25種類あって更に10点の可変ポイントがあるのでプリセットを元にさらに好みの音質に近づける事が可能だ。ちゃんとのその周波数に対応したレベルメーターも装備されているのでどの帯域が足りていないのか視覚的にも判断が可能だ。次に「マスターボリューム」。これは音圧/音量が足りないと感じている時にとても重宝する機能である。単体の有償無償問わずさまざまな音楽再生アプリには付いていることも多いがストリーミングサービスのアプリでマスターボリュームが調整できるものは「AWA」が最初ではないか。いや、自分が確認したところでは今でも見たこと無いし多分無いんではないだろうか(詳細未確認)。
マスター音量は50%~200%の範囲で可変調節可能だ。以前は少し高めに設定すると音が割れる傾向にあったが現在のバージョンではかなり改善されている模様で150%以上に上げてもびくともしない。安価なイヤホン/ヘッドホンまたはBluetoothイヤホン等では音量が取れない事が割とあるので非常に有用な機能と言える。
これは個人の意見だが日頃からiPhoneを利用しており大音量で楽曲を愉しむのが趣味とも言える。おかげさまで難聴気味なので皆さんはくれぐれも注意していただきたい。それでも日頃から「音量が足りない」と嘆いているので何度かポータブルアンプを使用していたが嵩張るので結局持ち歩かなくなった。
そこに来て音楽プレーヤーとしての「AWA」である。嫌いになれる筈がない。これが「AWA」を選択した筆者の第一の理由。
しかしこればかりは使っている端末や AWA のバージョン・末端出力の素材(イヤホンなど)等で変わってくるであろうから断言はできない。音量が足りないと時に使用する場合は程々高めにしておく方が安心。
使いやすい操作画面
UIは一貫している。滑らかな画面移動でヌルヌル動く。これはどのアプリでも同じだろうが少し慣れが必要かもしれない。但し筆者が他のアプリを試した限り一番理にかなってる動き方をするし直感的に操作可能。
上図のスクリーンショット「AWA」のメイン操作画面であるがこれとは別にスマートフォンのローカルに保存している「ライブラリ」という項目と設定等が行える画面が存在する。iOSならプレイリスト等も綺麗に持ってきてくれるのでもう純正の「ミュージック」アプリを必然性がない。ローカルの手持ちの楽曲に関してもマスターボリュームとイコライザが使用できる。
強いて言えば♡マーク(iPhone)を付けられないとか細々した標準機能は使えないことに不満を覚えるユーザもいるだろう。これは他のストリーミングサービスアプリでも同じ事なのであまり弱点とは言えないだろう。何より有料会員になっているのであればもう純正アプリを使う機会はかなり減る可能性が高い。
StandardプランとFreeプラン
現在はこの小見出しの2種類でプレミアムプランがあるのかと連想させるネーミングは少しややこしい。有償会員(Standardプラン)は960円(税込)/月※(2018/06/03現在)。これはオフィシャルのヘルプ※2にも記載があるがFreeでも広告無しで一応聴くことは可能だ。20時間/月、ハイライト再生のみ(約90秒間)、プレイリスト作成可など一見「フリーでも十分じゃない?」と感じるかもしれないが頻繁に音楽を愉しむ人にとっては、お気に入りの曲を長尺フル再生できないというのはとてつもないストレスだ。筆者は1時間と耐えられなかったので「AWA」がどういうものなのかのお試し版と考えるのが良いかもしれない。他にも若干制限があるのでヘルプを参照していただきたい。※2…https://guide.awa.fm/hc/ja
その他/リンク
・PC版ソフトと併用できるのでプレイリスト作成時はそちらも便利に使える・自分が作ったプレイリストは人気が出るとアプリから定期的に全国でのランキングのお知らせが来る。これが意外と快感
・AWA…https://awa.fm/
・AWA Windows 版ダウンロード…https://awa.fm/download/win64/
・Apple/Spotify/AWA等、音楽ストリーミング主要6サービスを徹底比較(前編/後編)
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